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世界一周旅行・第三章・3日目(サンファン~ロサンゼルス) [世界一周旅行]

世界一周旅行の北中米編の3日目、プエルトリコのサンファンから大陸横断フライトロサンゼルスへ行きました。

4月30日(日)

スケジュールが変更になり、結局プエルトリコでは何も見られずにそのまま西に向かうことになってしまった。


(左)チェックインを済ませ、ラウンジへ…
(中)と思ったらセキュリティチェックにかなりの時間を取られてしまった。搭乗券に「SSSS」の文字があったら実はそれはスペシャルな当たりの合図で、無作為(本当にそうかは疑わしいが)に抽出された幸運な乗客は、米国の誇る最高レベルのセキュリティチェックを骨の髄まで味わうことができるという、身に余る光栄が待っているのだ。靴を脱ぐのはもちろん、荷物は全て隅々まで爆発物検査が行われ、我々の旅の安全を心から願っているのだなと思わず目頭が熱くなってしまう。もしあなたがヒゲ面で、「アリ」とか「ムハンマド」といった名前をお持ちなら、それはここではとても書けないような夢のような体験ができること請け合いである。そうしたら彼らに「アッラーアクバル」とお礼の言葉も忘れずに。
ところで、パソコンのチェックでは、一様に検査官が驚く。「これはDVDプレーヤーじゃないのか?こんな小さいパソコンはじめて見た、すげぇ!」そりゃこんなの見たことないだろうな。アメリカ人って、「DVD編集も自由自在!ウルトラワイド17型ノート」みたいな、こりゃどう考えてもモバイル用じゃないだろ!と突っ込みたくなるような馬鹿でかいノートパソコンを平気で持ち歩くし。いまだに「大きいことはいいことだ」みたいなアメリカ的価値観が健在なんだなあ。
(右)ラウンジでは無線LAN接続で日本の相手とスカイプ成功!世界のどこに行っても普段と変わらぬ環境が提供されるのは本当にすごいけど、その反面、日本から離れたという感覚が薄れたのも事実かも。


ロサンゼルス行き搭乗開始。カリブ海と北米大陸を縦断する7時間あまりのフライト。


サンファンの町並み(左)を眼下に飛行機は高度を上げ、カリブの島々を抜けていく。


そして、北米大陸に入り、何時間かすると今度は一面の砂漠地帯。アメリカって広いなあ。ものすごーく大ざっぱな土地の使い方してるのが上から見るとよくわかりました。なんか、矢追純一(懐かしい)UFOスペシャルに出てきそうな秘密の地下基地があってもおかしくない雰囲気。
「おらぁ見ただよ、オレンジ色の光が地面からすーっと上がったと思ったら、ものすごい勢いで西の空に消えていくのを(地元の農夫・ジョーンズさん/日本語吹き替え)」

ところで、このロングフライト、飲み物だけでなんと機内食が出なかった。日本~シンガポール間に相当する距離のフライトであっても、である。その代わり、サンドイッチとスナック類が$5程度で販売されていたが、クランベリージュースとターキーのサンドイッチというアメリカ定番の組み合わせは正直ちょっと日本人の口には合わない。機内食なしは格安航空会社では当たり前だけど、大手でもこうなっているとは。経営苦しいんだろうな、リストラしようにも組合強そうだし。こうしてどこもチャプター11を申請せざるを得なくなるのかもしれない。
考えてみれば、日本の国内線でも昔から機内食なんてないけど、飛ぶ距離が全然違うからなあ。
これよりも飛行距離の短い、昨夜のNY~サンファンのフライトでは機内食が出たことを考えると、どうやら時間帯によって機内食が出るケースもあるみたい。


(左)ロサンゼルスが間近に。LAは1000万規模の人口を抱えているにも関わらず、中心地と呼べるような場所がなく、均質に市街地が広がっているという点で稀有な存在といわれる。確かに、上空から見るとそれがよくわかる。摩天楼などほとんど見当たらないし。
(右)午後3時、到着。出発地との時差は3時間もある。機内のアナウンスで、「ホノルル行きに乗り継ぎのお客様は…」すごすぎる…プエルトリコからハワイか。しかもこれでも国内線だし。

次のフライトは深夜なので、それまで市内に出て観光をするつもりであった。

出口の方角に向かうと、目に入ってきたのはこちら側に入るためのセキュリティチェックの長蛇の列。うわ、こりゃ数十分は並ぶぞ。このまま外に出ずに乗り継いでしまえばそれも必要ないし、外の天気もあまりよくないしなぁ…

よし、決めた!夜までここにいよう。もはや完全に映画「ターミナル」のトム・ハンクス状態だ…日本を出て以来まる2日以上、空港の外に出ていない。ラウンジで過ごせるのがせめてもの救いだけど。 ネットして過ごしたり、仕事を片付けることにした。


アメリカン航空ターミナル内のラウンジ。カンタス航空もここから発着するため、ラウンジ内にもオージーの姿を多く見かけた。

7時間あまりのフライト、機内食も出ず、アメリカ的な食事に早くもうんざりしてしまい、ロサンゼルスでは絶対に米食うぞ!と息巻いて、ターミナル内に中華のテイクアウェイを探したものの、バーガーキングとかサンドイッチ屋とかそんなのばかり。アジアへの便も多く発着する国際線ターミナルならあったと思うが、ほとんどが国内線のこちらのアメリカン航空ターミナルは、文字通り「アメリカン」な食べ物しか売っていなかった。その中で仕方なく買ったのがこれまたアメリカ的な超巨大チキンサラダ(右)。「野菜は体にいいからたくさん食っときゃいいんだろ!」的なこの投げやりさ。お前らもう少し頭使え、って言いたくなってしまうよ、さすがに。

結局ラウンジで7時間ほど過ごし、すっかりヌシになってしまったところで、11時半過ぎ、マイアミ行きの搭乗開始。しかし、航空会社の都合でルート変更されたとはいえ、はるばるプエルトリコからやってきて、今度はまた東のマイアミへと舞い戻るのはいかがなものかと。本当はロサンゼルスからコスタリカに直接飛ぶはずだったのに。

そそくさと乗り込み、ロサンゼルスの街並みを眼下に今度は一路マイアミへ。それにしても、アメリカの2大ラテンコミュニティとも言うべき両都市を結ぶフライト、アメリカ国内線にも関わらず、聞こえてくる会話はほとんどスペイン語であった。

ご存知の方もいると思いますが、西に向かう大陸横断のナイトフライトは通称「レッドアイ」と呼ばれ、時差の関係で12時前に出発して、翌朝、NYやボストンなどに早朝到着し、寝不足で充血した目でそのまま仕事に向かったりすることからその名が付けられました。マイアミまでは4時間ちょっと、こりゃ寝不足は確実です。

明日は、マイアミからコスタリカの首都、サンホセに入ります。

続く) 

 


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コメント 3

しょちょう

ムハマンドさんのくだりと、矢追さんが出てくるところと、アメリカにいっても「テイクアウェイ」という表現を貫いているところがラブリーです。
by しょちょう (2006-05-10 16:50) 

Doctor-D

LAですか、懐かしいですね~。
学生時代にレンタカーで空港からロデオドライブ、グリフュス天文台、ユニバーサルスタジオまでと、ろくな地図もなしに右側通行を左ハンドルでよく走り回ったもんだと、武勇伝を思い出しながら、
え~~~~?
乗り継ぎだけで、マイアミですかΣ(゚Д゚)ガーン・・・凄すぎる。
by Doctor-D (2006-05-12 11:02) 

ちくりん

しょちょう
ファストフード店などでガムをくちゃくちゃ噛みながら、"To go or here?"なんて聞かれると、ああ、アメリカに来たんだなあと感じてしまう一瞬です。あと、自分は"cellphone"という表現は決して使いません。

Doctor-Dさん
楽しかったので、大陸横断フライト2連発も苦になりませんでしたが、仕事でレッドアイ使う人は本当に辛そうですよね。
by ちくりん (2006-05-22 02:18) 

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